「ジェネレーション・ネクスト」URカードの評価と考察

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2017/9/22に新パック「ジェネレーション・ネクスト」が追加されました。「ジェネレーション・ネクスト」収録のウルトラレアカードの評価と考察をしていきます。




ジェネレーション・ネクスト

カードの評価・考察

※カード名の横に()で点数をつけ、評価しています。(点数は1~10で、数字が高い程高評価です。カード単体の強さ、汎用性、他のカードとのシナジーやコンボ性、対人戦での強さ、CPU戦での周回に利用できるかといった点から評価しています。)

 

邪龍アナンタ

「邪龍アナンタ」(UR) (7)

テキスト
このカードは通常召喚できない。
自分のフィールド上及び墓地に存在する爬虫類族モンスターを全てゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、特殊召喚時にゲームから除外した爬虫類族モンスターの数×600ポイントになる。
このカードが自分フィールド上に存在する限り、自分ターンのエンドフェイズ時にフィールド上のカード1枚を破壊する。

 

爬虫類族の特殊召喚モンスターで、除外した爬虫類族モンスターの数だけ攻撃力が上昇する効果と、自分エンドフェイズ時に場のカード1枚を破壊する強制効果を持ちます。

爬虫類族モンスターでデッキを固める大きな意義となる、強力なカードです。
ただし、墓地だけでなく場の表側表示の爬虫類族モンスターも全て除外して特殊召喚しなければいけないので、他の爬虫類族モンスターとは並べにくいです。裏側守備表示の爬虫類族モンスターは除外しません。

爬虫類族モンスターは、このカードの他、「ガガギゴ」「ワーム・ディミクレス」「ワーム・テンタクルス」「スクリーチ」「キラー・スネーク」「爆風トカゲ」「ワーム・アポカリプス」「ワーム・カルタロス」「ワーム・リンクス」辺りがそこそこ優秀です。

アタッカーとして十分な攻撃力を得るには、最低でも爬虫類族モンスターを3体は除外しておきたいところです。

除去効果はかなり強力で、場に維持すれば毎ターン発動します。
ただし、強制効果のため、相手の場にカードがなければ自分のカードを破壊することになります。
「ネフティスの鳳凰神」「エア・サーキュレーター」「盗人の煙玉」などの破壊された時に効果を発動するカードや、「八咫烏の骸」などのフリーチェーンを採用することで、リスクをある程度回避できます。

爬虫類族モンスターを数枚採用していれば、除去効果目的でこのカードを採用する手もあります。「ハーフ・シャット」などで維持できればより強力です。

ちなみに除去効果にチェーンでコントロール奪取された場合、除去効果は適用されません。
また、「アポピスの化身」や爬虫類族トークンを除外した場合も攻撃力には加算されます。

現状、爬虫類族モンスターの層が薄く、デッキを組むとなるとこのカードに依存しがちです。今後爬虫類族モンスターが増えれば、このカードも更に強力になっていくでしょう。

 

 

ホルスの黒炎竜 LV8

「ホルスの黒炎竜 LV8」(UR) (7)

テキスト
このカードは通常召喚できない。
「ホルスの黒炎竜 LV6」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法カードの発動を無効にし破壊する事ができる。

 

「ホルスの黒炎竜 LV6」の効果でのみ特殊召喚できる特殊召喚モンスターです。

高い攻撃力と、魔法カードをノーコストで封じる非常に強力な効果を持ちます。
そのため、儀式・融合軸のデッキなど、魔法カードに依存するデッキには滅法強いです。

「ホルスの黒炎竜 LV6」がモンスターを戦闘破壊するだけで進化できるので、比較的簡単に特殊召喚できます。
「レベルアップ!」や、正規召喚後に「レベル調整」を使う手もあります。

攻撃力で負けることは滅多にありませんが、効果モンスター・罠には当然ながら無力なので、「クリボール」「X・E・N・O」「底なしの落とし穴」「銀幕の鏡壁」「神の摂理」などには警戒する必要があります。
「エレクトロ軍曹」「心鎮壺」「神の摂理」「盗賊の七つ道具」などと併用するのも良いでしょう。

既に発動してる魔法カードに対しても無力なため、「トゥーン・キングダム」などにも注意が必要です。

このカード自身が手札に来ると邪魔になるため、採用枚数は1枚、多くても2枚にすべきです。
「ホルスの黒炎竜 LV6」が単体でそこそこ強力なため、このカードを採用しない手もあります。

高い制圧力を誇るので、専用デッキを組む価値は十分にあります。

 

マジックアブソーバー

「マジックアブソーバー」(UR) (6.5)

テキスト
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(2):このカードのレベルは、このカードの魔力カウンターの数だけ上がる。
(3):このカードの魔力カウンターを3つ取り除き、
自分の墓地の速攻魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンにセットする。

魔力カウンター3つで速攻魔法を再利用できる魔法使い族の下級アタッカーです。

魔法使い族デッキや魔力カウンターデッキではアタッカーとなり、「エネミー・コントローラー」「猪突猛進」などの強力な速攻魔法の再利用が狙えます。

「魔法都市エンディミオン」や「魔力掌握」で、積極的に(3)の効果を狙っていけます。

また、(2)の効果で簡単にレベルが上がるので、スキル「インチキドロー」「粉砕!」とは高相性です。
(2)の効果をメインに「機甲忍者フレイム」と合わせて使用するのも良いでしょう。

 

 

カードガード

「カードガード」(UR) (8)

テキスト
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、このカードにガードカウンターを1つ置く。
このカードの攻撃力はこのカードのガードカウンターの数×300ポイントアップする。
また、1ターンに1度、このカードに乗っているガードカウンターを1つ取り除き、
このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚に
ガードカウンターを1つ置く事ができる。
選択したカードが破壊される場合、代わりにガードカウンターを1つ取り除く。

実質攻撃力1900の悪魔族下級アタッカーであり、攻撃力を下げれば他のカード1枚を1度だけ破壊から守れます。

アタッカーとしても申し分ないですが、ガードカウンターによる身代わり効果が強力で、このカードが場を離れた後も機能します。

「暗黒の侵略者」「トゥーン・キングダム」「ワンダー・バルーン」などと組み合わせると強力です。
特に「トゥーン・キングダム」は相性が良く、ガードカウンターを乗せた後のこのカードは「トゥーン」モンスターのリリース素材になり、無駄がありません。

ちなみにガードカウンターは通常他のカードに移さないと身代わりの機能を発揮せず、強制的に破壊の身代わりになります。
また、ガードカウンターを移す効果にチェーンされ対象のカードが除去された場合、ガードカウンターは消滅します。

 

沼地の魔神王

「沼地の魔神王」(UR) (8)

テキスト
(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
(2):自分メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。

融合素材代用モンスターの1体で、手札から捨てることで「融合」をサーチできます。

状況に応じて「融合」・融合素材として使い分けることができ、正規融合を行うデッキでは必須カードとなります。

正規融合の中でも「超魔導剣士―ブラック・パラディン」は強力で、このカードの登場により事故率がかなり下がるので、有力です。

ドラゴン族デッキならば、「竜破壊の剣士―バスター・ブレイダー」の融合召喚が狙え、「真紅眼の黒竜」デッキなら「メテオ・ブラック・ドラゴン」「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」も使い分けることができます。

融合サポートの中でもかなり強力で、将来性もある良カードです。

 

F・G・D

「F・G・D」(UR) (4.5)

テキスト
ドラゴン族モンスター×5
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードは闇・地・水・炎・風属性モンスターとの戦闘では破壊されない。

 

非常に高いステータスを誇りますが、融合素材が重く、融合召喚でしか特殊召喚できません。
「幻想召喚師」や「王家の神殿」は使えないので、場に出すだけでも至難の業です。

戦闘破壊耐性を持っていますが、高いステータスと噛み合いません。一応、「銀幕の鏡壁」を恐れず攻撃できるメリットにはなります。

「龍の鏡」「未来融合―フューチャー・フュージョン」が実装されれば評価は変わりますが、現状使い道がほぼありません。

 


アルカナ ナイトジョーカー

「アルカナ ナイトジョーカー」(UR) (4)

テキスト
「クィーンズ・ナイト」+「ジャックス・ナイト」+「キングス・ナイト」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):1ターンに1度、フィールドのこのカードを対象とする、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
そのカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の手札を1枚捨てて発動できる。
その効果を無効にする。

 

貧弱な融合素材を3体必要とする重い融合モンスターです。
効果の発動で更に手札コストを要求します。

手札消費を抑えるため、「キングス・ナイト」の効果を積極的に狙っていきたいところです。
もしくは「王家の神殿」による特殊召喚を狙うのが現実的です。

ステータスが高く、耐性持ちなので、場に出せればそこそこ頼りになりますが、耐性効果の手札コストはカードの種類が指定されるため、過信は禁物です。

 

太陽の書

「太陽の書」(UR) (5)

相手の裏側守備のモンスターを攻撃表示にできますが、基本的には自分モンスターを攻撃表示にします。
反転召喚ではなくリバースであり、

  • 「X・E・N・O」「尾も白い黒猫」などのリバース効果を即座に使う
  • 「ガーディアン」モンスターなどの反転召喚できないモンスターを攻撃表示にする
  • 「トゥーン・リボルバー・ドラゴン」などの「トゥーン」モンスターを場に出したターンに攻撃可能にする
  • 「破壊竜ガンドラ」を場に維持する
  • 「王者の看破」「底なし落とし穴」等を掻い潜ってモンスターを攻撃表示にする

など、様々な使い方ができます。

似たようなカードに「ADチェンジャー」がありますが、こちらは手札からすぐに使える速効性が強みです。

 


融合解除

「融合解除」(UR) (6.5)

テキスト
(1):フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
その融合モンスターを持ち主のエクストラデッキに戻す。
その後、エクストラデッキに戻したそのモンスターの融合召喚に使用した
融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、
その一組を自分フィールドに特殊召喚できる。

 

相手の融合モンスターの除去は勿論、 速攻魔法のため、自分の融合モンスターに対しても様々な使い方ができます。

自分バトルフェイズ時に発動すれば、融合素材モンスターでの追撃が行えます。
相手の除去に合わせれば、サクリファイス・エスケープにより融合素材を場に残せます。

「超魔導剣士―ブラック・パラディン」「メテオ・ブラック・ドラゴン」「竜破壊の剣士―バスター・ブレイダー」「マスター・オブ・OZ」「超合魔獣ラプテノス」などは、融合召喚しやすく、融合素材も強力なので、狙い目です。

ただし、場に融合モンスターがいないと機能しないコンボカードのため、事故要因になりやすい点には注意が必要です。

ちなみに、自分の墓地に融合素材一組が揃っていて、融合素材一組がすべて特殊召喚できる状況(蘇生制限に引っかからない、モンスターゾーンが空いている等)でなければ、特殊召喚できません。
また、一度墓地を離れた融合素材を再び墓地へ戻しても、このカードで特殊召喚できません。
蘇生など、融合召喚以外で場に出した融合モンスターにこのカードを使用した場合も同様に、融合素材は特殊召喚できません。

融合モンスターが流行する環境になれば、優秀な単体除去としても活躍が期待できます。

 

底なし落とし穴

「底なし落とし穴」(UR) (8)

汎用性の高い罠カードです。

相手の厄介なモンスターを対象を取らずに裏守備で固定できるので、非常に便利です。
召喚・反転召喚・特殊召喚に反応するため、「ネフティスの鳳凰神」に対してもそれなりに機能します。

簡単にモンスターを封じることができるので、上級モンスターや「サクリファイス」などにとっては痛手となります。

しかし、直接除去するわけではないので、裏守備にしたモンスターを戦闘などで除去する必要があり、「銀幕の鏡壁」などのリスクが伴います。
裏守備にしたモンスターをリリースに利用されたり、「ADチェンジャー」などで再び攻撃表示にされる可能性もあります。
「ネフティスの鳳凰神」は「デストラクト・ポーション」などで破壊され、復活される可能性が高いです。
また、発動タイミングが限られていて、後出しで対応することができません。特に「エレクトロ軍曹」には完封されることもあり、要注意です。

弱点も多いですが汎用性が高く、「カードガード」「沼地の魔神王」と並び、集めておきたいカードの1枚です。

 

今回のパックは全体的に強力なカードが多く、環境に影響を与えそうですね!
それでは!







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